グラムスターとJ-FORCE Ⅳ|コンパクト&軽量で人気ヘルメットを比較!

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コンパクト&軽量モデルで人気のヘルメット、『グラムスター』『J-FORCE Ⅳ』

タイプの異なる2つのヘルメットですが、同様のコンセプトから悩まれる方も多いのではないでしょうか?

今回は2つのヘルメットを比較して、実際に使用した感想もお伝えします。

ヘルメットはコンパクトで軽量モデルがいいけど、どっちを購入すればいいんだろう?

トッシ

グラムスターとJ-FORCE Ⅳはどちらもコンパクト&軽量モデルなので悩みますよね。
両方の特徴を比較することで、自分に合ったヘルメットを見つけることができます。

目次

スペック比較

ネオクラッシックなどのレトロなスタイリングの『グラムスター』

スポーティーな外観でどんなバイクにも合わせることができる『J-FORCE IV』

両者共にLサイズで比較してみました。

グラムスター(Lサイズ)J-FORCE IV(Lサイズ)
重量1,317g1,333g
左右幅×前後幅×高さ260㎜×333㎜×252㎜255㎜×352㎜×262㎜
ベンチレーション有り有り
シールドCPB-1VシールドCJ-2シールド
チンストラップDリング式Dリング式
E.Q.R.S.装備無し
金額49,500円(単色)57,200円(グラフィック)
スペック比較表

重量

グラムスター(Lサイズ)1,317g、J-FORCE Ⅳ(Lサイズ)1,333gでどちらも軽量クラスのヘルメットになります。

グラムスターの方が16g軽いものの、シャチハタ印1本分の重量差しかないため、被った感覚で重さの違いを感じることはありません。

同じSHOEIから販売されている人気ヘルメットGT-Air2(Lサイズ)の重量は1,587gとなり、グラムスターとは270gの重量差になります。

左右幅×前後幅×高さ

サイズ比較

J-FORCE Ⅳの方が若干帽体は大きくなります。

ただ、デザイン的にJ-FORCE Ⅳはベンチレーションの突起部により大きくなっており、グラムスターは丸みを帯びたシルエットの為小さく見えるという印象です。

ベンチレーション

グラムスターはフロントエアインテークのみ開閉ベンチレーションになっており、ロアエアインテークは常時開放式になっています。

J-FORCE Ⅳはフロントエアインテーク・アッパーエアインテーク共に開閉式になっています。

両者共に走行時にはヘルメットの中に風が流れているのを感じれるため、夏でも快適に使用できます。

シールド

グラムスターのシールド取り外し方

グラムスターは10円玉などのコインで簡単にネジを回すことができるようになっており、シールドの交換が簡単に行えます。

コツは、両サイドのネジをギリギリ止まっている所まで緩めて、片方づつ外す方がやりやすいです。

J-FORCE Ⅳのシールド取り外し方

J-FORCE Ⅳはシールドを開いたところのピンを引くことで簡単に取り外すことができます。

取り付け部が硬いので少しコツが要りますが、片方を外した後にシールドをウエスで撒いてやるとヘルメットを傷付けずに外すことができます。

チンストラップ

両者共にDリング式を採用しています。

ワンタッチタイプの方が脱着は容易に行えますが、少しでも軽量化するためにDリング式になっているのかもしれません。

E.Q.R.S.

グラムスターにはE.Q.R.S.が装備されているため、緊急時には容易にヘルメットの脱着が行えます。

赤いリボンがチークパッドに繋がっており、引き抜くことで外部からでもチークパッドを取り外すことができます。

チークパッドを取り外した状態のヘルメットは、開口部が広がるため容易に取り外すことができるのです。

アクシデントに遭遇した場合、救護者がライダーのフルフェイスヘルメットを取り外す作業は想像以上に困難です。SHOEIが開発したエマージェンシークイックリリースシステム E.Q.R.S.(Emergency Quick Release System)は、救命救急医との研究によりチークパッドを外部から引き抜くことでヘルメット開口部を広げ、頚部への負担を最小限に抑えつつ容易にヘルメットを取り外すことを可能としたシステムです。

引用元:内装|Active Safety|SHOEI品質|ヘルメット SHOEI

金額

グラムスターは単色49,500円グラフィック58,300円

J-FORCE Ⅳは単色51,700円グラフィック57,200円(※2022.11現在グラフィックは廃盤で単色のみ販売)

価格差は2,000円程度となっています。

実際に使用してみた感想

使用してみた感想

グラムスターの感想

グラムスターは他のフルフェイスと比較すると、ロアエアインテークが常時開放式になっているため、時速80㎞以上で走行すると風切り音が発生します。

ただ、高速道路巡行中のインカム会話も問題なく行えるため、私は気になることはありませんでした。

スモークシールドも別売りで販売されていますが、グラムスターのクラッシックなスタイリングはクリアシールドにサングラスが似合います。

ツーリングの帰り道に、外が暗くなってもサングラスを外すだけで視認性が確保できるため、スモークシールドで夜道を走行する不安がありません。

角の無いシンプルな帽体は飽きがこなく、メンテナンスも容易に行えるため長期に渡り使用することができます。

J-FORCE Ⅳの感想

J-FORCE Ⅳの1番の魅力はスタイリングです。

ジェットヘルメットの特徴である、野暮ったいスタイリングを刷新したヘルメットがJ-FORCE Ⅳだと言えます。

ヘルメットの脱着はシールドを上げて両サイドのストラップを広げることで、開口部が広がりフルフェイスよりも容易に脱着できるため、ヘルメットを取り外す際に髪や顔への負担が少なくて済みます。

ジェットヘルメットのため風切り音は大きいです。J-FORCE Ⅳには様々な対策が施されていますが、高速道路巡行中のインカム会話は少し聞き取りにくいです。

ただ、フルフェイスのようなシャープなスタイルで、ジェットのオープンフェイス使用ができるため、バイクを選ばない万能ヘルメットだと言えます。

スタイルが似合うバイク例

『グラムスター』と『J-FORCE Ⅳ』が似合うバイクの例です。

グラムスター
J-FORCE Ⅳ
  • Z900RS
  • W800
  • XSR900
  • ボルト
  • SR400
  • CB1100
  • レブル
  • HAWK 11
  • SV650X
  • W800
  • Z1000
  • MT-10
  • FJR
  • TRACER9
  • CB1300SF/SB
  • CRF1100L
  • KATANA
  • HAYABUSA

グラムスターが似合うバイク

ネオクラッシックスタイルのバイク全般に似合うヘルメットです。

カウル無しのネイキッドであればどのタイプでも似合うと思われます。

たとえ、アメリカンタイプであっても『グラムスター』はレトロなスタイリングがマッチするでしょう。

J-FORCE Ⅳが似合うバイク

基本的に万能なスタイリングですが、SSタイプには向きません。

フルカウリングのバイクであればメガスポーツやツアラーなどの大柄なバイクが似合うでしょう。

J-FORCE Ⅳはカラーバリエーションが豊富なので、バイクのカラーに合わせてチョイスしてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回はコンパクト&軽量モデルで人気のヘルメット、『グラムスター』と『J-FORCE Ⅳ』を比較してみました。

ヘルメットにおいて軽さは首や体への負担を軽減してくれます。

帽体のコンパクトさはライダーをよりスタイリッシュに見せてくれます。

どちらもコンセプトに沿った、とても軽くてコンパクトなヘルメットです。

特徴を理解して自分に合ったヘルメットを選びましょう。

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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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